今日は、以下の内容が一番心に残りました。
「普段、当たり前に使っている日本語、そして漢字。
漢字は、三千四百年〜三千五百年前に、
中国で発明されたと言われています。
その漢字に【日本語】を当てはめたのが、我々日本人の先祖です。
この本で僕がやっているのは、その【漢字】を使った授業。
昔の人は、生きていることの喜びや悲しみ、怒りや憎しみ、
たくさんの思いを、記号と記号の組み合わせ、
漢字に表していったんです。
ダヴィンチ・コード以上の暗号なんです。
『喜』という字を見ると、なんだか嬉しくなったり、
『淋』という字を見ると、さみしい気分になったりするのは、
漢字自体に、時代を生きてきた多くの人たちの思いが、
言霊として入ってるからなんです。
だから、たった一つの漢字にも、いろんな読み方や意味があります。
たとえは、
【愛】という字は、『愛しい』と書いて【いとしい】、
昔は【かなしい】とも読みました。
『何で愛がかなしいんだ?』って思わないですか?
見る角度によって、逆の意味を有していることもあるんです。
だから漢字は面白いし、とにかくスゴいんです。
僕らの先輩たちが、泣いたり笑ったりして生き抜いてきた、
【みんなの思いが、経験が、漢字には入っている。】
それが言霊です。
【僕らがそれを受けとることができれば、僕らは新たに、
自分の思いを漢字に込めることだってできます。
この先の未来を変えることだってできます。】 」
「今、みなさんが読んでいるもの、これを【本】(ほん)と言いますね。
『本』という字には、【木】の根元のほうに一本線が入ってます。
この線は、木の根っ子。本は木の根っ子、つまり『根本』(こんぽん)です。
根っこは、土の中に張り出して木を支えています。
でも、それだけじゃない。
根っ子は、見えないところで、他の木の根っ子と繋がっています。
土を介して、手に手を取り合うんです。
僕はこれを、『根っ子ワーク』と言っています。
木は『気』です。空気の気、気分の気、勇気、元気の気です。」
いろいろ足りないところを、チェック・教えてもらいながら、私の文章の根っ子ワークも進化させないと!
お読みになられた方はいらっしゃいますか?