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「聴くこと と 聞くこと」

「聴くこと と 聞くこと」2 「聴覚異常のはじまり」

2003年のお盆に3ヶ月ぶりの外出で、父と暑い中、汐留に行きました。
張り切りすぎた結果、熱中症により1歳の時から通院している小児科の病院へ救急搬送。熱中症の症状が落ち着いた夕方に、聴覚異常を感じたため、すぐに症状をドクターに伝えるも…

熱中症に伴う一過性症状程度に診られて…相手にされぬまま診察終了。

19歳のこの日が訪れるまでは、健聴だったので、この先もその状況が続くものと思っていました。しかし、自覚症状が現れた数日後に聞こえた救急車のサイレンの音に同じ乗り物とは思えないほどで、左耳からはJ-POP、右耳からパンクロックを聞くぐらいの差があり、J-POPのような感覚が押し流されるほどでした。そして、このサイレンの音を聞いたその次の瞬間には…

「もう、回復どころか悪化するのは、間違いないだろう」と確信へと変わりました。
その後もまるで、その予測は「正解だよ」と言われているかのように、毎日低音から順に一つずつ消え去っていくことの連続…だんだんと左耳から入ってくる音も、右耳と変わらなくなっていったのです。
今まで、聞こえていたことに感謝した上で、別れを告げていました。

症状への理解を得る事は、困難だと判断。脳外科医に、小児科で伝えた経緯と共に説明をした結果、早期の耳鼻科受診を勧められました。
この病院では、小児科でオーダーを出してもらう事が必須なので、再度受診しました。難色を示して、相手にされなかったあの日とはまるで違い、ものすごくスムーズな対応でした。
  • 2016.07.11 Monday
  • 19:10

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