Calender

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

Categories

Archives

Recent Entries

Recent Comment

w closet×JUGEM

スポーツ

卓球W杯 女子団体戦 日本は中国に敗れ2大会連続の2位

東京オリンピックのテスト大会をかねた卓球のワールドカップ団体戦は女子の決勝が行われ、日本はシングルスで伊藤美誠選手が競り負けるなど、強豪の中国に1勝もできずに敗れて2大会連続の2位でした。

卓球のワールドカップ団体戦は、東京オリンピックのテスト大会をかねてオリンピックと同じ東京・渋谷区の東京体育館で行われました。

試合はダブルス1試合、シングルス4試合で先に3勝したチームが勝利となるオリンピックと同じ形式で争われました。

日本の女子は大会最終日の10日夜に行われた決勝で、シングルスの世界ランキング1位から3位をそろえた中国と対戦しました。

第1試合のダブルスにはこれまでの4試合と同じ石川佳純選手と平野美宇選手がペアを組んで出場しましたが、中国ペアの力強いショットや厳しいコースをつくショットに対応できず、ゲームカウント0対3のストレートで敗れました。

第2試合のシングルスでは、世界7位の伊藤選手が同じ19歳で世界3位の孫穎莎選手と対戦しました。

伊藤選手は第1ゲーム、強烈なショットを返したり、サーブで崩したりしてポイントを重ねて11対8で取りました。

第2ゲームは9対4から5連続ポイントを奪われて9対9に追いつかれましたが、相手のサーブを巧みなレシーブで返して2連続ポイントを奪って11対9で取りました。

しかし、第3ゲームと第4ゲームでは伊藤選手が攻めたボールが返されたり、オーバーしたりしてポイントを奪われ、2つのゲームを落として試合は最終ゲームにもつれました。

第5ゲームは伊藤選手がサーブやスマッシュといった得意な攻撃の形でポイントを重ねて10対7と先にマッチポイントを握りました。

しかし、追い込まれても強気に攻める孫選手の力強いショットを返せずに土壇場で5連続ポイントを奪われて逆転を許し、10対12で落としました。

伊藤選手はゲームカウント2対3で競り負けました。第3試合では世界10位の平野選手が世界2位の劉詩※ブン選手と対戦しましたが、速い打ち合いのラリーでミスをしない劉選手に対して、平野選手はあと1本が返せずにストレート負けを喫しました。

日本は0対3で中国に敗れて2大会連続の2位でした。中国が大会9連覇を果たし、来年、同じ会場で行われる東京オリンピックで打倒・中国を目指す日本にとって引き続きチーム全体の底上げが求められる結果となりました。

※「ブン」は雨かんむりの下に「文」

石川選手「自分の力不足感じた」

第1試合のダブルスに出場した石川佳純選手は「決勝の舞台でダブルスでいい流れを作りたかったが、勝てずに悔しい。自分の力不足をすごく感じた」と悔しそうに話しました。

東京オリンピックと同じ団体戦でチームとして戦ったことについては「初戦からチームワークはよかった。誰かが負けたら誰かがカバーするという戦いができた。緊張感はワールドツアーとは違うもので、勝つことの大変さは分かっていたが、その中で戦っていけたのは今後につながるいい経験になった」と話していました。

第1試合のダブルスと第3試合のシングルスに出場した平野美宇選手は「反省が残る大会だった。第1試合のダブルスの大事さを感じ、ダブルスでもっと強くなりたいと思った。決勝のシングルスは競るというところまで行けず、実力の差を感じた。来年までに強くならないといけない、追いつかないといけないとすごく思った」と奮起を誓っていました。

第2試合のシングルスに出場した伊藤美誠選手は「悔しいというのが1番残る試合だった。1点を取りたいときの戦術、思い切りのよさ、頭の回転が中国選手は上回っていた。そういう差で負けた」と悔しさをにじませながら振り返りました。

また、最後の5ゲーム目で10対7とマッチポイントを握った後、逆転を許した場面について「相手はミスをしないようにしのいでいただけだったが、自分が攻め急いだ時に相手が思い切り返してきた。1本の大切さを今回の大会でもっと知ることができた。孫穎莎選手は自分らしさが出せていなかったが、そういう状態の選手に負けたのは、もっともっと実力を上げないといけないと思った」と雪辱を誓っていました。

馬場監督「もっと努力しないと」

女子日本代表の馬場美香監督は「中国に勝ちたいという気持ちが強かったので、0対3で敗れてしまったのは非常に残念だ。ダブルスでも伊藤美誠選手のシングルスでも先に10ポイント取ったゲームを落としてしまった。中国に勝つためには、先に10ポイント取ったゲームを必ず自分たちのゲームにしないといけない」と試合を振り返りました。

そのうえで「東京オリンピックと同じ会場で中国と戦うことができたのは大きな収穫だと思う。中国との差は縮まりもせず、広がりもせず、平行線をたどっている。日本はもっともっと努力しないといけない」と打倒・中国を掲げる東京オリンピックに向けてさらなる強化の必要性を示しました。

中国 孫選手「強い気持ち 勝利につながった」

決勝の第2試合のシングルスで同じ19歳の伊藤美誠選手に競り勝った世界ランキング3位の孫穎莎選手は「チーム全体の中で私の試合が勝敗を分ける重要なカギになると思っていた。伊藤選手にリードされ追いかける展開だったが、絶対に勝つという強い気持ちで不利になってもギブアップしなかったことが勝利につながったと思う」と振り返りました。

また、伊藤選手について「伊藤選手は実力があり、年齢も同じくらいなのでこれから何年もライバルになると思う。試合に臨む態度や、試合の中で臨機応変に対応する力など伊藤選手から学ぶことはとても多い」と評価していました。

中国 李監督「非常に高いレベルの試合」

卓球のワールドカップ団体戦で9連覇を果たした中国女子の李隼監督は決勝を振り返り「中国と日本の試合は非常に高いレベルだった。2人の若い選手が決勝の舞台で戦うという試練を経験できたことは、東京オリンピックの非常によい前哨戦になったと思う」と話しました。

また、来年のオリンピックの団体戦も今大会と同じダブルスから始まることを踏まえ「第1試合は全体の流れをつくる上で非常に重要なので、ダブルスをとても重視している。選手をどう組み合わせるかをいろいろ考えている。来年のオリンピックに向けてしっかり準備したい」と話しました。




NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp

NHK 公式Twitter:@nhk_news

  • 2019.11.11 Monday
  • 08:54

Comment
Send Comment