スポーツ
テニス 元世界王者マレー選手 引退へ「でん部の痛み耐えられず」
男子テニスの元世界王者、イギリスのアンディ・マレー選手が、今月14日にオーストラリアで開幕する全豪オープンの会場で記者会見を開き、今シーズン限りで現役を引退する意向を示しました。
元世界ランキング1位で31歳のマレー選手は、ウィンブルドン選手権など四大大会の男子シングルスで3回の優勝を誇り、オリンピックでも3年前のリオデジャネイロ大会など2連覇を達成しています。
マレー選手は11日、全豪オープンの会場で記者会見を開き、「長い間苦しめられてきたでん部の痛みを改善するため、ほぼすべてのことを試したが改善しなかった。去年12月にコーチなどと話し、ことしのウィンブルドン選手権を最後にしたいと考えていたが、痛みがひどく、そこまで耐えられそうにない。日常生活で靴下をはくのも痛む状態だ」と涙を流しながら話し、今シーズン限りで現役を引退する意向を示しました。
記者から「全豪オープンが最後の大会になると思うか」と聞かれると、「そうなる可能性は十分にある。この痛みとともに残り4〜5か月プレーするのは難しいと思う」と述べ、全豪オープンが最後の大会になる可能性もあるとの考えを示しました。
マレー選手はでん部のけがで、おととし7月のウィンブルドン選手権のあとツアーを離れ、去年1月に手術を受けました。
およそ5か月後、ツアーに復帰しましたが、その後もでん部の痛みを訴え、次の月のウィンブルドン選手権を欠場するなど昨シーズンの出場は6大会にとどまっていました。
今シーズンの初戦として挑んだ全豪オープンの前哨戦では、日本の錦織圭選手が決勝で破ったロシアのダニール・メドベージェフ選手に2回戦で敗れていました。
現在の世界ランキングは230位で、全豪オープンの男子シングルス1回戦では、スペインの世界23位、ロベルト・バウティスタアグット選手と対戦する予定になっています。
NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp
NHK 公式Twitter:@nhk_news
元世界ランキング1位で31歳のマレー選手は、ウィンブルドン選手権など四大大会の男子シングルスで3回の優勝を誇り、オリンピックでも3年前のリオデジャネイロ大会など2連覇を達成しています。
マレー選手は11日、全豪オープンの会場で記者会見を開き、「長い間苦しめられてきたでん部の痛みを改善するため、ほぼすべてのことを試したが改善しなかった。去年12月にコーチなどと話し、ことしのウィンブルドン選手権を最後にしたいと考えていたが、痛みがひどく、そこまで耐えられそうにない。日常生活で靴下をはくのも痛む状態だ」と涙を流しながら話し、今シーズン限りで現役を引退する意向を示しました。
記者から「全豪オープンが最後の大会になると思うか」と聞かれると、「そうなる可能性は十分にある。この痛みとともに残り4〜5か月プレーするのは難しいと思う」と述べ、全豪オープンが最後の大会になる可能性もあるとの考えを示しました。
マレー選手はでん部のけがで、おととし7月のウィンブルドン選手権のあとツアーを離れ、去年1月に手術を受けました。
およそ5か月後、ツアーに復帰しましたが、その後もでん部の痛みを訴え、次の月のウィンブルドン選手権を欠場するなど昨シーズンの出場は6大会にとどまっていました。
今シーズンの初戦として挑んだ全豪オープンの前哨戦では、日本の錦織圭選手が決勝で破ったロシアのダニール・メドベージェフ選手に2回戦で敗れていました。
現在の世界ランキングは230位で、全豪オープンの男子シングルス1回戦では、スペインの世界23位、ロベルト・バウティスタアグット選手と対戦する予定になっています。
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- 2019.01.11 Friday
- 16:13
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- by 昌裕