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スポーツ

センバツ 明秀日立(茨城)10ー1 高知

センバツ高校野球、大会5日目の第3試合は茨城の明秀日立高校が高知高校に10対1で勝って、3回戦に進みました。

明秀日立は1回、池田陵人選手のタイムリーヒットなどで3点を先制し、続く2回にも2点を追加して、序盤で大きくリードしました。打線はその後も得点を重ね、ヒット12本で10点を挙げました。

また、先発の細川拓哉投手は9回1失点に抑え、1回戦に続いて完投勝利を挙げました。

高知は2人のピッチャーで合わせて13個のフォアボールとデッドボールを与えるなど、制球の乱れが響いて大量失点につながり、初戦突破はなりませんでした。

明秀日立 金沢監督「投打で落ち着き」

春夏通じて甲子園初出場で3回戦に進んだ明秀日立高校の金沢成奉監督は「初戦では選手が非常に固くなっていたが、きょうの試合では投打で落ち着きを取り戻していた。相手のエースが投げる低めの変化球をよく見極めたのが大きかった」と試合を振り返っていました。

そして、3回戦で対戦する大阪桐蔭高校については「横綱が相手なので胸を借りるつもりで打ち勝つ野球をしたい」と話していました。

細川投手「気持ち前面に出した」

明秀日立高校のエースで、9回を1失点に抑え、1回戦に続いて完投勝利を挙げた細川拓哉投手は「課題である1回から3回までの立ち上がりを大事にしようと試合に臨んだ。『打てるものなら打ってみろ』という気持ちを前面に出して、しっかり腕を振って投げることができた」と振り返っていました。

そして、3回戦で対戦する大阪桐蔭高校については「気持ちで負けずに直球で押して、自分の中でいちばんのピッチングをしたい」と話していました。

増田主将「ボール球の見極めできた」

明秀日立高校のキャプテン、増田陸選手は「ボール球の見極めが試合の序盤と終盤にできていたので、点を取ることができた」と試合を振り返り、3回戦で対戦する大阪桐蔭高校については「目標にしてきた相手なので、攻め続けて必ず勝ちたい」と話していました。

高知 島田監督「次につなげたい」

高知高校の島田達二監督は「接戦に持ち込むのが自分たちの野球だが、1回と2回に失点をして、なかなか流れをつかみきれなかった。点差が開いたことで、相手のピッチャーや野手に思うようにプレーをさせてしまった。それでも選手たちは、点差が開いても落ち着いて相手に食らいついていたので、次につなげていきたい」と話していました。

中屋投手「気持ちで負けた」

高知高校のエース、中屋友那投手は「相手打線のヒットや長打を警戒しすぎて、慎重なピッチングになってしまった。強気でバッターに向かえず、気持ちで負けてしまった。甲子園のマウンドで自分のベストパフォーマンスができなかったのは申し訳ない」と悔しそうに話していました。

また、けがで出場できなかったキャッチャーの島内優成選手については「ふだんはマウンドで余裕がないと声をかけて間を取ってくれるが、きょうは自分でそれができなかった。島内選手の大きさを感じたし、自分でできるようになっていかないといけない」と話していました。

中畑選手「力不足感じた」

大会直前のけがで選手登録を外れたキャプテンで、キャッチャーの島内優成選手に代わって、キャプテンとキャッチャーを務めた中畑隆之介選手は「試合の序盤は、中屋投手をしっかりリードできず、島内選手から言われた攻めのピッチングもできなかった。何回もピッチャーのボールを後ろにそらしてしまうなど、いろいろな面で力不足を感じた」と悔しさをにじませていました。

また、記録員としてベンチに入っていた島内選手からは「試合中に何度も『諦めるな』と声をかけてもらった。その声でピンチでも冷静になることができた」と話していました。

大会直前にけが 島内選手「戻ってきたい」

キャプテンでキャッチャーだった島内優成選手は、大会直前に練習試合で左足首を骨折したため選手登録を外れ、記録員としてベンチからチームの戦いを見守りました。

島内選手は「序盤は1点でも失点を抑えてほしいという思いで選手に声をかけていた。甲子園で野球ができなかったのは悔しいが、夏は自分がチームを引っ張って甲子園に戻ってきたい」と話していました。

また、島内選手に代わって急きょ、キャッチャーとキャプテンを任された中畑隆之介選手に対しては、「キャッチャーとして厳しい場面が多かったが、冷静にプレーできていたと思う。早くけがを治して中畑に迷惑をかけた分、恩返ししていきたい」と話していました。





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  • 2018.03.28 Wednesday
  • 13:08

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