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スポーツ

サッカー元日本代表 G大阪の今野選手 磐田に移籍

サッカー元日本代表のミッドフィルダー、今野泰幸選手がJ1のガンバ大阪から同じJ1のジュビロ磐田に移籍することになりました。

今野選手は36歳。ボールを奪う能力と攻撃センスが持ち味の守備的なミッドフィルダーで、FC東京などを経て平成24年のシーズンからガンバに加入しました。

移籍3年目のシーズンには、クラブ史上初となるJリーグ、天皇杯、Jリーグカップの3冠獲得に大きく貢献しました。

また、日本代表では93試合に出場し、ワールドカップは2010年の南アフリカ大会と、2014年のブラジル大会に2大会連続で出場しました。

今シーズンは若手の台頭を受けて10試合の出場にとどまり、最近3試合はベンチから外れていました。

今野選手は「チームメイトのみんなと別れるのは寂しいですが、気持ちを切り替えて、ジュビロ磐田で活躍できるように頑張りたいと思います。7年半、いつも応援してくれてありがとうございました」とクラブを通じてコメントを出しました。



NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp

NHK 公式Twitter:@nhk_news
  • 2019.07.17 Wednesday
  • 22:01

スポーツ

サッカーJ1 ゴール判定めぐり混乱 審判に資格停止など処分

日本サッカー協会は、今月13日に行われたJ1の試合で、審判団が外部の情報を根拠にゴールの判定をしようとして、混乱を招いたとして1か月資格停止の処分などを出しました。



今月13日に横浜市の日産スタジアムで行われた、横浜F・マリノスと浦和レッズの試合では、F・マリノスの仲川輝人選手のゴールをめぐって、主審が得点と認めたあと、副審の1人と第4の審判の情報に基づいてオフサイドの反則があったとして、いったんゴールを取り消しました。

その後、審判団で改めて協議した結果、この情報が運営担当者からの情報であったことが分かったため、再びゴールとするなど判定が二転三転し、試合が10分近く中断する混乱を招きました。

これについて日本サッカー協会は17日、審判委員会を開き、規則では第三者からの情報をもとに判定を変えてはいけないなどとなっていて、運営側の情報で一度、ゴールを取り消すなど審判の判定が左右されたことが問題だとして、運営担当者の情報を伝えた副審と第4の審判を1か月の資格停止処分としました。また、主審についても1か月の割り当て停止としました。

今後の復帰に向けては、研修プログラムも受けさせるということです。

Jリーグでは、ことし5月にもゴールラインを割ったシュートが得点と認められなかった誤審があり、判定をめぐる混乱が相次いでいます。

一方で、日本サッカー協会では、5月の誤審を受けて、来月からJ1の試合で追加する方針だったゴールの判定を補助する副審について、シーズン途中での導入は公平性を欠くなどの判断から見送る意向を示しました。




NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp

NHK 公式Twitter:@nhk_news
  • 2019.07.17 Wednesday
  • 21:58

スポーツ

サッカーW杯2次予選 日本はキルギスなどと同じグループF

2022年に開かれるサッカーワールドカップカタール大会のアジア2次予選の組み合わせが決まり、日本はキルギスやタジキスタンなどと同じグループに入りました。

ワールドカップカタール大会のアジア2次予選は、40チームが5チームずつ、8つのグループに分かれ、ホームアンドアウェー方式の総当たり2回戦で対戦し、各グループの1位など、合わせて12チームが最終予選に進みます。

17日にマレーシアで行われた組み合わせ抽せんの結果、世界ランキング28位の日本はグループFに入り、いずれもワールドカップ出場経験のない、世界95位のキルギス、世界120位のタジキスタン、世界138位のミャンマー、世界187位のモンゴルと対戦することになりました。

対戦相手が決まったあと、森保一監督は「次のカタール大会に向けた戦いが始まる気持ちでいる。まずは対戦相手のことをリスペクトして、自分たちが持っている力を100%試合で発揮することを常に同じ姿勢でやっていくことが大切だし、チームと個人のレベルアップができるようにしっかり戦いたい」と話しました。

また、日本代表の前の監督、西野朗氏が新たな監督となる世界116位のタイはUAE=アラブ首長国連邦などと同じグループGに、元日本代表の本田圭佑選手が指揮する世界169位のカンボジアは、イランなどと同じグループCに入りました。

ワールドカップアジア2次予選は、ことし9月から来年6月まで行われます。

2次予選の日程

ワールドカップカタール大会アジア2次予選の日本の日程です。

初戦は9月10日にアウェーでミャンマーと対戦します。
第2戦は10月10日にホームでモンゴルと対戦。
第3戦は5日後の15日にアウェーでタジキスタンと対戦。
第4戦で11月14日にアウェーでキルギスと対戦。
各チームとの1回目の対戦が終わります。

その後は、来年3月26日にホームでミャンマーと、31日にアウェーでモンゴルと対戦します。
そして、6月4日にタジキスタンと、9日にキルギスといずれもホームで対戦します。



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NHK 公式Twitter:@nhk_news
  • 2019.07.17 Wednesday
  • 21:56

スポーツ

サッカー日本代表 西野前監督 タイ代表監督就任を正式発表

サッカー日本代表の前監督で、去年のワールドカップロシア大会で日本を2大会ぶりの決勝トーナメントに導いた西野朗さんが、タイ代表の監督に就任することが、正式に発表されました。

タイのサッカー協会は17日、日本代表の前の監督の西野朗さんが、2022年のワールドカップカタール大会に向けたタイ代表の新しい監督に就任し、東京オリンピックを目指す23歳以下のタイ代表の監督も務めることを発表しました。西野さんは日本人で初めてタイ代表チームを率いることになります。

タイは最新の世界ランキングが116位で、17日に組み合わせ抽せんが行われたカタール大会のアジア2次予選では、UAE=アラブ首長国連邦、ベトナム、マレーシア、インドネシアと同じグループGに入りました。

西野さんは19日、都内で就任会見を行う予定です。




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  • 2019.07.17 Wednesday
  • 21:39

スポーツ

引退の安美錦関 年寄「安治川」として後進の指導に

大相撲の現役の関取では最年長の40歳で、引退の意向を表明していた十両の安美錦関が17日、正式に現役を引退しました。今後、年寄・「安治川」として後進の指導にあたることになります。

伊勢ヶ濱部屋の安美錦関は青森県深浦町出身で、現役の関取では最年長の40歳です。

平成9年の初場所で初土俵を踏み、長く幕内上位に定着し、巧みな技で会場のファンを沸かせました。両ひざのじん帯やアキレスけんの断裂などたび重なる大けがに見舞われながらも何度も粘り強く復帰し、幕内在位の場所数は歴代3位に並ぶ97場所、通算出場は歴代3位の1805回に上ります。

関取在位が117場所に達して歴代1位に並び、西十両11枚目で迎えた今場所、2日目に竜虎に敗れた一番で右ひざ付近を痛め、3日目から休場していて、16日、現役引退を表明していました。

安美錦は師匠の伊勢ヶ濱親方を通じて日本相撲協会に引退を届け出て17日夕方、安美錦の引退と年寄・「安治川」の襲名が承認されました。現役を引退した安美錦関は、今後、年寄・「安治川」として後進の指導にあたることになります。



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NHK 公式Twitter:@nhk_news
  • 2019.07.17 Wednesday
  • 21:00

食事

今夜は

・鶏手羽元と根菜ポン酢煮

・なめ茸冷奴



を、安全においしくいただきました(^O^)
  • 2019.07.17 Wednesday
  • 20:57

ニュース

芥川賞に今村夏子さん 直木賞に大島真寿美さん

第161回芥川賞と直木賞の選考会が東京で開かれ、芥川賞は今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」、直木賞は大島真寿美さんの「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」(うず/いもせやまおんなていきん/たまむすび)が、それぞれ選ばれました。

第161回芥川賞と直木賞の選考会は、17日夕方から東京・中央区の料亭で開かれました。

芥川賞に今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」



芥川賞の受賞が決まった今村夏子さんは、広島市出身で大阪市在住の39歳。大学を卒業後、アルバイトをしながら小説を書き始め、平成23年、「こちらあみ子」でデビューし、三島由紀夫賞を受賞しました。

その後、創作活動を一時中断していましたが、平成28年に復帰作の「あひる」が芥川賞の候補作になり、今回は3回目の候補で受賞となりました。

受賞作の「むらさきのスカートの女」は、近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性について「わたし」が見聞きしたことをつづった小説です。

「むらさきのスカートの女」の日常生活や職場での仕事ぶりが平易な文章で淡々と記されていくなかで、友だちになりたいと思って執ように観察を続ける「わたし」の異常な行動が次第に浮き彫りになっていきます。

直木賞に大島真寿美さんの「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」



直木賞の受賞が決まった大島真寿美さんは、名古屋市出身の56歳。

短大を卒業したあと劇団での活動を経て、平成4年に「春の手品師」で文芸誌の新人賞を受賞してデビューしました。

恋愛をテーマに嫉妬や本音をぶつけ合う大人の女性たちの姿を描いた作品などを手がけ、テレビドラマや映画の原作にもなっています。

直木賞は今回、2回目の候補での受賞となりました。

受賞作の「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」(うず/いもせやま・おんなていきん/たまむすび)は、江戸時代の大坂・道頓堀を舞台に活躍した人形浄瑠璃の作者、近松半二を主人公にした(ちかまつ・はんじ)時代小説です。

現代の歌舞伎や文楽でも上演される演目を生み出した半二が、逆境を乗り越えて作品を作り出していく様子を、大阪弁を駆使したテンポのよい文体で描いています。

芥川賞 候補作(5作品)



今回の選考会では、芥川賞は5つの作品が候補作に選ばれていました。

今村夏子さん「むらさきのスカートの女」



「こちらあみ子」でデビューした今村さんは、3回目の候補です。
この作品は、近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性について「わたし」が見聞きしたことをつづった小説です。
「むらさきのスカートの女」の日常生活や職場での仕事ぶりが平易な文章で淡々と記されていくなかで、友だちになりたいと思って執ように観察を続ける「わたし」の異常な行動が、次第に浮き彫りになっていきます。

高山羽根子さん「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」



高山さんは前回初めて芥川賞の候補になり、2回連続です。
この作品は、主人公の女性が幼少期から高校時代までの過去を回想しながら、かつて高校の同級生だった男と再会するまでの出来事を描いた物語です。
亡くなった祖母についての思い出や性的な嫌な記憶などの回想が繰り返し登場し、過去が現実と重なっていく中で、女性が心の内に抱えていたものが少しずつ明らかになっていきます。

古市憲寿さん「百の夜は跳ねて」



古市さんも、前回に続いて2回目の候補になりました。
候補作は古市さんの3作目となる小説で、就職活動に挫折してビルの窓ガラスの清掃員をしている20代の青年が主人公です。
危険と隣り合わせの作業を続けるなか、高層マンションのガラス越しに目が合った年老いた女性の部屋に通うようになることで、生きる気力をなくしていた青年が少しずつ変わっていく様子が丁寧な描写で表現されています。

古川真人さん「ラッコの家」



デビュー作が芥川賞の候補になった古川さんは、3回目です。
作品は、九州地方に住む視力をほとんど失った1人暮らしの年老いた女性が主人公です。
めいと夕食を食べたり買い物に出かけたりするありふれた日常が描かれる中で、過去や空想の世界を交えた女性の意識の流れが、改行がほとんどない独特の文体で丁寧に表現されています。

李琴峰さん「五つ数えれば三日月が」



おととしデビューした李さんは、初めて候補に選ばれています。
作品は、作者自身と同じように日本に留学してそのまま働くようになった台湾出身の女性が、台湾へ留学して現地で家庭をもった友人の日本人女性と東京で5年ぶりに再会する物語です。
食事をともにして近況を報告し合うなかで、友人に対して長く秘めていた思いを伝えられずに悩む主人公の繊細な心情を、漢詩を織り交ぜながら表現しています。

直木賞 候補作(6作品)



今回の選考会では、直木賞は6つの作品が候補作に選ばれていました。

朝倉かすみさん「平場の月」



朝倉さんは、今回初めて候補となりました。
この作品は、印刷会社に勤める50歳を過ぎた男性が主人公です。
妻と離婚したあと中学校の同級生だった女性と偶然再会し、2人の距離が近づいていくなかで、男性がさまざまな思いを抱いて日々を過ごしていく様子が、丁寧に描かれています。

大島真寿美さん「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」


大島さんは「あなたの本当の人生は」以来、2回目の候補です。
この作品は、江戸時代の大坂・道頓堀を舞台に活躍した人形浄瑠璃の作者、近松半二を主人公にした時代小説です。
現代の文楽でも愛される演目を生み出した半二が、逆境を乗り越えて作品を作り出していく様子を、大阪弁を駆使したテンポのよい文体で描いています。

窪美澄さん「トリニティ」



窪さんも、前々回の「じっと手を見る」に続いて2回目です。
作品は、1960年代に同じ出版社で出会った3人の女性たちの半生を、昭和から平成にかけての時代背景を織り交ぜながら描いた物語です。
フリーライター、イラストレーター、そして専業主婦として異なる道を歩んでいく3人が、今よりもはるかに男性中心だった社会の中で、仕事や結婚、子育てなどを巡るさまざまな問題に直面しながらそれぞれの生き方を選び取っていくさまが、繊細な筆致で描かれています。

澤田瞳子さん「落花」



歴史・時代小説を手がける澤田さんは、3回目の候補に。
作品は、平安時代中期、独特の節をつけて経を唱える「梵唄(ぼんばい)」の第一人者と言われた僧の「寛朝(かんちょう)」が主人公です。
京を離れ、平将門が勢力を広げる関東にやってきた寛朝が、戦に巻き込まれながら究極の音楽を探し求める姿を、フィクションを交えながら丁寧に描き出しています。

原田マハさん「美しき愚かものたちのタブロー」



原田さんは、4回目の候補です。
この作品は、ことし開館60周年を迎えた国立西洋美術館の礎となった「松方コレクション」を巡る物語です。
大正時代に美術館の設立を夢見てパリなどで名画を収集した実業家の松方幸次郎の足跡と、その後、戦争の動乱に巻き込まれたコレクションの数奇な運命が描かれ、アートが持つ「力」や文化財を後世に残していく意味についても問いかけます。

柚木麻子さん「マジカルグランマ」



柚木さんは、5回目の候補です。
候補作は、70代半ばになって「理想のおばあちゃん」としておよそ半世紀ぶりに再び俳優デビューを果たした女性の物語です。
一時は脚光を浴びたものの、仕事がなくなったうえ急死した夫が残した借金を背負うことになった女性がしたたかに生きていく姿を、さまざまな登場人物との交流を通して描いています。




NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp

NHK 公式Twitter:@nhk_news
  • 2019.07.17 Wednesday
  • 19:20

挨拶・報告・アクセス数

「今回、最も恐れていたこと」

それは、「治療不可能」と言われるのではないかという事でした。
一連のお知らせの中で、「手術をしない方法にならないか」、という希望的観測を含む内容の記事を掲載したこともありました。そのため、皆様にも「手術を受けなくない」という印象を与えていた面もあるかと思います。
確かに、「手術を受けずに済んだら、どんなにいいだろう」とは考えました。しかし、4月5日の都立病院の診察をはじめ、6月25日の大学病院も、そして来月手術を受ける事を決めた2つ目の都立病院も全て共通して手術の方針を示されていたので、どこかのタイミングで踏み切らなければならないものと、心の準備をしていました。
では、なぜここまで時間をかけて結論を出したのか、疑問に思う方もいらっしゃいますよね。

それは、これまでにお知らせしたアレルギー体質。他に、開腹手術を受けると傷の戻り具合など、注意すべき点が増えて、入院が長期化しないか。さらに、腹部はこれまでに脳外科で受けた手術を受けたことによって出来た勲章(傷跡)も多いので、そもそも不向きだろうなぁ、という懸念もありました。

1つ目の都立病院では、開腹手術のみが提示されました。

大学病院では、ここでは設備がなく受けられないと断りの言葉を伝えられた上で、治療法は「体外衝撃波結石破砕術」と、開腹手術の両方について、説明を受けました。この際に、1つ目の都立病院と、今月12日に受診した2つ目の都立病院は共に、「体外衝撃波結石破砕術」を実施している事を知りました。

この3ヶ月の間には、脳外科医と父から「もっと早く他の病院に行けばいいのに」と、声をかけられたこともありました。2人は私達、母娘を長く知っていて、ずっと観ている立場から、「もっとサクサク行動するのが向いているタイプ」なのにという思いから、発せられた言葉だろうと想像しています。

しかし、急がずに結果としてこれが最善だと感じています。
今後も続く小竹向原駅最寄りの病院との関係性と、私の体に合う治療を受けられるのはどこなのかを総合的に判断できた事に、胸を撫で下ろしています。



2019年7月17日
昌裕
  • 2019.07.17 Wednesday
  • 19:05

ニュース

祇園祭最大の見せ場「山鉾巡行」京都

京都の夏を彩る祇園祭の最大の見せ場、前祭(さきまつり)の「山鉾巡行」が行われ、豪華な装飾を施した山や鉾が囃子を奏でながら進んでいます。

前祭の山鉾巡行は午前9時半ごろ、先頭を行く長刀鉾(なぎなたぼこ)に乗った稚児が京都市中心部の四条通に張られたしめ縄を刀で断ち切ったのを合図に始まりました。

長刀鉾のあとは2年連続で山一番を引き当てた「蟷螂山(とうろうやま)」が続き、23の山や鉾が「コンチキチン」と祇園囃子を奏でながら夏の都大路を進んでいきました。

交差点にさしかかると、水をまいた竹の上で車輪を滑らせて直角に方向転換する「辻回し」を披露し、沿道の人たちは豪華な懸装品で飾られた大きな鉾を見上げながら拍手を送っていました。

警察によりますと午前9時半の時点で沿道にはおよそ3万4000人が見物に訪れていたということです。

東京から訪れた60代の女性は「山も鉾も美しいです。祭りに関わっている人の情熱が伝わってきて、こちらまで楽しくなります」と話していました。

またアメリカから家族と訪れた男性は「こんなすばらしいものは初めて見ました。この場にいることができてうれしいです」と話していました。

山鉾巡行は、来週24日の後祭(あとまつり)でも行われます。






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  • 2019.07.17 Wednesday
  • 14:03

ニュース

全11候補 どんな作品? 芥川賞 直木賞 きょう夕方選考会

令和最初の開催となる第161回芥川賞と直木賞の選考会が、17日夕方から東京で開かれます。芥川賞は5つの作品、直木賞は6つの作品が候補作に選ばれ、直木賞は史上初めて、候補作がすべて女性作家の作品となりました。受賞するのは、どの作品でしょうか。

芥川賞 候補作(5作品)



今村夏子さん「むらさきのスカートの女」



「こちらあみ子」でデビューした今村さんは、3回目の候補です。
この作品は、近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性について「わたし」が見聞きしたことをつづった小説です。
「むらさきのスカートの女」の日常生活や職場での仕事ぶりが平易な文章で淡々と記されていくなかで、友だちになりたいと思って執ように観察を続ける「わたし」の異常な行動が、次第に浮き彫りになっていきます。

高山羽根子さん「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」



高山さんは前回初めて芥川賞の候補になり、2回連続です。
この作品は、主人公の女性が幼少期から高校時代までの過去を回想しながら、かつて高校の同級生だった男と再会するまでの出来事を描いた物語です。
亡くなった祖母についての思い出や性的な嫌な記憶などの回想が繰り返し登場し、過去が現実と重なっていく中で、女性が心の内に抱えていたものが少しずつ明らかになっていきます。

古市憲寿さん「百の夜は跳ねて」



古市さんも、前回に続いて2回目の候補になりました。
候補作は古市さんの3作目となる小説で、就職活動に挫折してビルの窓ガラスの清掃員をしている20代の青年が主人公です。
危険と隣り合わせの作業を続けるなか、高層マンションのガラス越しに目が合った年老いた女性の部屋に通うようになることで、生きる気力をなくしていた青年が少しずつ変わっていく様子が丁寧な描写で表現されています。

古川真人さん「ラッコの家」


デビュー作が芥川賞の候補になった古川さんは、3回目です。
作品は、九州地方に住む視力をほとんど失った1人暮らしの年老いた女性が主人公です。
めいと夕食を食べたり買い物に出かけたりするありふれた日常が描かれる中で、過去や空想の世界を交えた女性の意識の流れが、改行がほとんどない独特の文体で丁寧に表現されています。

李琴峰さん「五つ数えれば三日月が」



おととしデビューした李さんは、初めて候補に選ばれています。
作品は、作者自身と同じように日本に留学してそのまま働くようになった台湾出身の女性が、台湾へ留学して現地で家庭をもった友人の日本人女性と東京で5年ぶりに再会する物語です。
食事をともにして近況を報告し合うなかで、友人に対して長く秘めていた思いを伝えられずに悩む主人公の繊細な心情を、漢詩を織り交ぜながら表現しています。

直木賞 候補作(6作品)



朝倉かすみさん「平場の月」



朝倉さんは、今回初めて候補となりました。
この作品は、印刷会社に勤める50歳を過ぎた男性が主人公です。
妻と離婚したあと中学校の同級生だった女性と偶然再会し、2人の距離が近づいていくなかで、男性がさまざまな思いを抱いて日々を過ごしていく様子が、丁寧に描かれています。

大島真寿美さん「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」



大島さんは「あなたの本当の人生は」以来、2回目の候補です。
この作品は、江戸時代の大坂・道頓堀を舞台に活躍した人形浄瑠璃の作者、近松半二を主人公にした時代小説です。
現代の文楽でも愛される演目を生み出した半二が、逆境を乗り越えて作品を作り出していく様子を、大坂弁を駆使したテンポのよい文体で描いています。

窪美澄さん「トリニティ」



窪さんも、前々回の「じっと手を見る」に続いて2回目です。
作品は、1960年代に同じ出版社で出会った3人の女性たちの半生を、昭和から平成にかけての時代背景を織り交ぜながら描いた物語です。
フリーライター、イラストレーター、そして専業主婦として異なる道を歩んでいく3人が、今よりもはるかに男性中心だった社会の中で、仕事や結婚、子育てなどを巡るさまざまな問題に直面しながらそれぞれの生き方を選び取っていくさまが、繊細な筆致で描かれています。

澤田瞳子さん「落花」



歴史・時代小説を手がける澤田さんは、3回目の候補に。
作品は、平安時代中期、独特の節をつけて経を唱える「梵唄(ぼんばい)」の第一人者と言われた僧の「寛朝(かんちょう)」が主人公です。
京を離れ、平将門が勢力を広げる関東にやってきた寛朝が、戦に巻き込まれながら究極の音楽を探し求める姿を、フィクションを交えながら丁寧に描き出しています。

原田マハさん「美しき愚かものたちのタブロー」



原田さんは、4回目の候補です。
この作品は、ことし開館60周年を迎えた国立西洋美術館の礎となった「松方コレクション」を巡る物語です。
大正時代に美術館の設立を夢見てパリなどで名画を収集した実業家の松方幸次郎の足跡と、その後、戦争の動乱に巻き込まれたコレクションの数奇な運命が描かれ、アートが持つ「力」や文化財を後世に残していく意味についても問いかけます。

柚木麻子さん「マジカルグランマ」



柚木さんは、5回目の候補です。
候補作は、70代半ばになって「理想のおばあちゃん」としておよそ半世紀ぶりに再び俳優デビューを果たした女性の物語です。
一時は脚光を浴びたものの、仕事がなくなったうえ急死した夫が残した借金を背負うことになった女性がしたたかに生きていく姿を、さまざまな登場人物との交流を通して描いています。





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  • 2019.07.17 Wednesday
  • 13:59