大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手は16日のレイズ戦でヒット2本を打ち、3試合ぶりに複数安打をマークしました。
大谷選手は前の日の試合では4打数ノーヒットに終わり、16日に相手の本拠地、フロリダ州セントピーターズバーグで行われたレイズ戦に、3番・指名打者で出場しました。
1回の第1打席はフォアボールを選んで出塁し、3回の第2打席は速球に見逃しの三振でした。
大谷選手は1点を追う5回の第3打席では、フルカウントからチェンジアップをとらえてライト前に2試合ぶりとなるヒットを打ち、このあと味方のヒットで同点のホームを踏みました。
7回の第4打席は速球で空振りの三振でした。
そして、大谷選手は9回の第5打席では初球を打ってピッチャー強襲のヒットで出塁しこの試合は4打数2安打、フォアボール1つで打率は2割7分8厘になりました。
大谷選手の複数安打は、今月13日にサイクルヒットを達成して以来、3試合ぶりとなりました。
試合はエンジェルスが5対6でレイズに敗れました。
また、この日は父の日で、チーム全体で水色を基調にした帽子や用具を使う中、大谷選手もふだん使っている赤を基調にした用具ではなく、水色が入ったシューズなどを使ってプレーしました。
父の日にヒット2本を打った大谷選手は試合のあと、父親への思いを質問されて「感謝はもちろんしていますが、まだまだここから、先が長いのでシーズンをいいものにできれば、もっといいところを見せられると思う」と話していました。
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