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ニュース

東京パラまで500日 障害の体験しながら意思伝達を考える

東京パラリンピックの開幕まで500日の13日、見えない、聞こえない、話せないといった障害を体験しながら、コミュニケーションの取り方を考えるワークショップが開かれました。

これは東京パラリンピックをきっかけに障害のある人や外国人などとコミュニケ−ションをとれる方法を考えようと開かれたもので都内の会場にはおよそ60人が集まりました。

参加者たちはまず、見えない、聞こえない、話せないといった障害をマスクや目隠しをするなどしてじゅんじゅんに体験しながら、自分の名前や朝食のメニューを伝えることに挑戦しました。

最初は文字で伝える人がほとんでしたがそれが禁止されると、ジェスチャーや声をかけるなどして互いの情報を伝え合いました。

最後に、見えない、聞こえない、話せないとすべてが制限された状態でことばを伝えるゲームも行われ、参加者たちは手の平に文字を書いてみたり、手足を使ってそのことばを表現して互いに触れ合ったりして懸命に伝えていました。




NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp

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  • 2019.04.13 Saturday
  • 21:24

スポーツ

フィギュア団体戦 坂本選手3位 紀平選手5位 国別連覇ならず

福岡市で開かれているフィギュアスケートの団体戦、世界国別対抗戦は、3日目の13日、女子シングルのフリーが行われ、坂本花織選手が今シーズンの自己ベストを更新する146.70をマークして3位に入りました。一方、紀平梨花選手はジャンプで転倒するミスが続いて5位にとどまり、連覇を目指した日本は国別の順位で2位でした。

今シーズンを締めくくる世界国別対抗戦は6つの国で争う団体戦で男女シングルとペア、アイスダンスの4つの種目の合計で順位を競います。

3日目の13日は、女子シングルのフリーとペアのフリーの演技が行われました。

女子シングルでは、ショートプログラムで3位だった坂本選手が演技の序盤、3回転ジャンプにミスが出たものの、徐々に流れに乗り、後半の3連続ジャンプや3回転フリップからの連続ジャンプを次々と決めました。
坂本選手は今シーズンの自己ベストを更新する146.70をマークして3位に入りました。



一方、ショートプログラムで今シーズンの世界最高得点を更新した紀平選手は冒頭のトリプルアクセルで転倒すると、中盤の3回転の連続ジャンプの2本目で再びバランスを崩して転倒しました。
紀平選手はジャンプで2回転倒するミスが響いて自己ベストより16点以上低い138.37で5位に終わりました。



ペアのフリーでは、三浦璃来選手と市橋翔哉選手のペアがジャンプでミスが続き92.98で6位でした。

この結果、日本の最終順位は2位で、大会連覇はなりませんでした。優勝は、男子シングルのネイサン・チェン選手などの活躍で得点を伸ばしたアメリカでした。

坂本選手「来シーズンはさらに上に」

女子シングル後半のフリーで自己ベストを更新して3位に入った坂本花織選手は「世界選手権の後から疲れが取れていないが、みんな同じ条件なので、ベストを尽くそうと臨んだ。四大陸選手権や世界選手権ではフリーでジャンプが抜けてしまうことがあったが、きょうはそれがなかったので、少しは成長したと思う。演技前半はジャンプのミスがあり、耐えに耐えたという感じだったが、後半は落ち着いてできたと思う」と演技を振り返っていました。

そして、来シーズンについては「今シーズンは波が大きかったが、全日本選手権以来、3か月ぶりに表彰台に乗ってうれしい気持ちがわいてきた。来シーズンはもっとこの気持ちを味わえるようにしたい。このできで自己ベストを更新できたということは、ちゃんとできればもっと上にいけるということなので、来シーズンはさらに上がっていけるよう頑張りたい」と話していました。

紀平選手「チームをもっとひっぱりたかった」

フリーで5位に終わった紀平梨花選手は、「どのジャンプももっともっと準備を万全にしていなければいけなかったが、それができず、とてもきつい演技になってしまった。日本のチームをもっと引っ張りたかったが、それができなくて申し訳ないです」と試合を振り返りました。

フリーのジャンプで2回、転倒をしたことについては、「冒頭のトリプルアクセルは練習から成功率が低く、いいイメージがなかった。中盤の3回転の連続ジャンプは精神的なことではなく、体力的にきつくてうまく跳ぶことができなかった。演技の中の2つの難しいジャンプをともに失敗してしまったので、もっと練習して軽く跳べるくらいにならないといけない」と厳しい表情で話していました。

そして、グランプリファイナル優勝など大きな成果を残したシニアデビューのシーズンを振り返り、「シニア1年目で私の演技にどのような点数がつくのかわからないなかでの試合だったが、想像よりもいい成績を残せたと思う。それでもまだまだ頑張らないといけないし、とても多くの期待をしてもらっているので、その期待に応えられるよう力をつけていきたい」と話しました。

シーズンオフについては、「4回転ジャンプを練習したいし、もっと体力もつけたい。アイスショーへの出場などがあるが、その合間をぬってフリーの演技を通すなどの練習で体力をつけて完全な、ミスのない演技がねらえるように成長したい」と話していました。




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  • 2019.04.13 Saturday
  • 21:20

病院・医療・福祉

東京パラまで500日 課題は選手強化とバリアフリー対応整備

来年の東京パラリンピックの開幕まで、13日で500日となります。日本は金メダル獲得22個という目標を掲げて選手の強化を進める一方、運営面では、バリアフリーに対応した宿泊施設や交通手段などの環境整備が課題になっています。

東京パラリンピックは、オリンピックに続いて来年8月25日から13日間の日程で22の競技が行われ、新国立競技場で行われる開会式まで13日で500日となりました。

ことしに入って代表選考が本格化していて、視覚障害者のマラソンでは、今月末のロンドンマラソンで世界記録保持者の道下美里選手が代表内定をねらうほか、競泳では秋の世界選手権で日本のエース、木村敬一選手など14人が出場権獲得と代表内定をかけて争います。

JPC=日本パラリンピック委員会は前回、リオデジャネイロ大会で夏の大会で初めて金メダルなしに終わったことを踏まえて選手強化を進めていて、金メダル獲得22個、国別ランキングで7位以内という目標を掲げています。

このため国は、重点競技として、陸上と競泳、去年の世界選手権で初めて金メダルを獲得した車いすラグビーや前回のリオ大会銀メダルのボッチャなど8つの競技を選び、助成金の増額などで選手強化を進めています。

一方、運営面では、各国から障害がある人が多く訪れることを受けてバリアフリー対応の宿泊施設の整備や車いすが利用できるバスなど交通手段の確保も課題です。

また、パラスポーツを通じた障害者への理解促進の取り組みも各地で行われていて、今後、パラリンピック本番に向けて環境整備と機運の醸成が一層、求められることになります。

車いす利用者の輸送も課題

東京パラリンピックに向けては、選手などの車いすの利用者がスムーズに移動できるよう輸送の環境を整えることが課題の1つになっています。

東京都のほか千葉、埼玉、静岡の3県に競技会場があり、大会組織委員会は、選手や関係者の輸送に1日当たり約1000台のバスが必要だとしています。

このうち、車いすの利用者に関しては、備え付けの専用リフトなどでそのまま乗り降りができ、車内ではシートベルトで固定し高速道路も走れる大型バスのタイプは国内に300台ほどしかないということです。

組織委員会は、大会に向けて半数に当たる約150台は確保のめどがたったということですが、選手や関係者がよりスムーズに移動できるようどれだけ台数を増やせるかが課題となっています。

自動車メーカーの「日野自動車」バス部の望月裕貴室長は「リフトつきのバスがパラリンピックの支えとなり、すべての人が自由に移動できることがレガシーとなることを期待したい」と話しています。

一方、公共交通機関の利用が求められる観客については、組織委員会は車いすのまま乗れる「ユニバーサルデザインタクシー」を競技会場と最寄り駅の周辺に数多く配車するようタクシーの事業者に協力を呼びかけることを検討しています。

観客増もどうする?

東京都の世論調査では、パラリンピックを直接、観戦したいと答えた人が16%にとどまっていて、大会に向けて会場の観客を増やしていくことが大きな課題となっています。

東京都は来年のパラリンピックで、すべての競技会場の客席を満員にすることを目標にしています。

都が去年9月、都民3000人を対象に行った世論調査では、パラリンピックをテレビやインターネットなどで観戦したいと答えた人は60%余りに上る一方で、競技会場で直接、観戦したいと答えた人は16%にとどまり、会場の観客を増やしていくことが大きな課題となっています。

都は今年度、競技団体と共催の形で9つ程度のパラスポーツの国際大会を開く計画で、この中で選手との交流や競技のルールの解説などを行って直接観戦する魅力を伝えることにしています。

また、今年度は「パラリンピック競技応援校」に指定した小学校など都内の30校の子どもたちにパラスポーツの国際大会などを観戦してもらう取り組みも始めるということです。

来年のパラリンピックのチケットの販売は、ことしの夏に始まることから、都は会場の観客を増やす取り組みをさらに強化していきたいとしています。




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  • 2019.04.13 Saturday
  • 16:55

ニュース

東京パラまで500日 新しい点字「ブレイルノイエ」を学ぶ

東京パラリンピックの開幕まで500日となる13日、点字と文字を組み合わせて障害のある人もない人も読むことができる新たなデザインの点字、「ブレイルノイエ」を学ぶイベントが開かれました。

これは東京パラリンピックに向けて、障害者と健常者のコミュニケ−ションについて考えてもらおうと開かれたもので、東京・江東区の会場には小学生と保護者20人余りが集まりました。




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  • 2019.04.13 Saturday
  • 16:44

ニュース

東京パラまで500日 絵文字「ピクトグラム」を公表

来年の東京パラリンピックまで13日で500日です。パラ競技をイメージした絵文字、「ピクトグラム」が公表され、パラスポーツの認知度向上につながることが期待されています。

スポーツの競技をイメージしたピクトグラムは1964年の前回の東京オリンピックで使われたのが始まりで、当時はパラリンピックのものはありませんでした。

その後、1988年、冬のオーストリア、インスブルック大会からパラリンピックでも作られるようになり、東京パラリンピックの開幕まで500日となった13日、大会組織委員会は22競技23種類のピクトグラムを公表しました。

陸上や競泳などは、先月公表されたオリンピックのデザインと変わらないようにみえますが、義足になっていたり、腕が短くなっていたりして障害の特性を示しています。

また、車いすや自転車、目を覆うゴーグルといったパラリンピックで使われる道具もデザインされていて、手を使ってこぐ自転車や車輪が傾いた競技用の車いすなども表現されています。

さらに視覚障害がある人などに向けて、触ってもわかるピクトグラムが浮き上がったポスターも制作されました。

このピクトグラムは競技会場の装飾やチケットのほか、ガイドブックやウェブサイト、公式グッズなどに使われ、パラスポーツの認知度向上につながることが期待されています。

制作を手がけたグラフィックデザイナーの廣村正彰さんは「障害の特性や競技ルールなどを踏まえたデザインを考えるのが特に難しかった。ピクトグラムを通してパラリンピックの魅力が伝わってくれればこれほどうれしいいことはない」と話しています。

出場目指す選手「実感が湧いてきた」

トライアスロンで東京パリンピック出場を目指す谷真海選手は、ピクトグラムの発表会で「いよいよ大会が近づいてきたなという実感が湧いてきた。1児の母として、家族と一丸となって目指す東京パラリンピックの舞台に立てるよう、引き続き頑張っていきたい」と話していました。

また、射撃でアテネ大会から3大会に出場した田口亜希さんは「東京パラリンピックのピクトグラムは触ってもどんな競技か分かるようになっているので、子どもからお年寄りまでいろいろな人に興味を持ってもらい、ぜひすべての競技を見てもらって応援してほしい」と話していました。

映像や写真を確認 選手らに何度も聞き取り制作

競技をイメージした絵文字「ピクトグラム」は言語を問わず世界中の人たちが理解できるようにとオリンピックでは1964年の前回、東京大会で初めて作られました。

来年の東京オリンピックとパラリンピックのピクトグラムの制作は、いずれもグラフィックデザイナーの廣村正彰さんなどおよそ10人のチームが担いました。

そしてオリンピックのピクトグラムは1964年の東京大会のデザインを継承しながら進化させるというコンセプトで先月、公表されました。

一方で、パラリンピックのピクトグラムは、前回の東京大会では制作されなかったため、今回の東京オリンピックと同じ頭は丸で示し、体を描かず手や足の動きで示すデザインを取り入れながら、競技や障害の特徴を表現することが求められました。

廣村さんたちは競技や障害の特徴を分かりやすく表現するため、数多くの競技の映像や写真を確認し、選手や競技団体から何度も聞き取りを行ったということです。

陸上や競泳はオリンピックのものと変わらないように見えますが、義足になっていたり、腕が短くなっていたりして障害の特性を示しています。

また競技のルールも厳密に反映させていて、足などに障害がある選手が座った状態で行うシッティングバレーボールでは、当初のデザインはルールどおりにおしりが床についているか分かりづらいものでしたが、下半身のデザインをより分かりやすいものに変更したということです。

廣村さんは「1つの競技でも障害ごとにクラスが分かれていて、どの障害を表せば最も分かりやすく競技を理解してもらえるか判断するのに時間かかった。厳格に決められたルールをどう表現できるかも競技団体などと何度もやり取りした」と振り返ります。

そのうえで「ピクトグラム制作で勉強していくと、パラスポーツほど深くておもしろい競技はないのじゃないかと思った。ピクトグラムを見ておもしろそうだな、見てみたいなと思ってもらもらえるとすごくうれしい」と話していました。





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  • 2019.04.13 Saturday
  • 16:19

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