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東日本大震災8年 東北出身の関取が被災地への思い語る
東日本大震災の発生から8年となる11日、東北出身の関取は取組のあと、被災地への思いを話しました。
このうち福島市出身の新十両・若元春関は青森県出身の安美錦関を破って十両で初白星をあげました。
若元春関は「震災のことは忘れないように胸の中にある。僕の相撲で被災した人たちが先に先に気持ちがいけたらいいと思う」と話していました。
一方、安美錦関は「同じ東北で一生懸命、頑張っている人たちがいる。それが励みになるというか、白星が上がらないくらいで落ち込んでいる場合ではない」と話していました。
若元春関の弟で十両の若隆景関も白星をあげ、「地震が発生した日は福島の高校で授業中で、あの日のことは鮮明に覚えている。被災した方々は多くいて、地元の人たちは、すごく応援して下さるのでその期待に応えられるように一生懸命相撲を取りたい」と話していました。
盛岡市出身で幕内の錦木は「きょうは負けてしまったが、岩手の人間が頑張っているんだぞ、ということを見せられたら」と話していました。
親方や職員らが午後2時46分に黙とう
日本相撲協会の親方や職員などは春場所が行われている大阪府立体育会館で、地震が発生した午後2時46分に黙とうをささげました。
警備室ではことし1月に引退した元横綱・稀勢の里の荒磯親方などが亡くなった人たちを追悼しました。
相撲協会の八角理事長は「今でも苦しんでる方々、大変な思いをしている人もいる。相撲協会は毎年、被災地での土俵入りなどを行っているが、これを続けていきたい。いい相撲を取っていくことが大事で、被災地の人に楽しんでもらいたい」と話しました。
また11日が34歳の誕生日で、被災地での土俵入りなどを行ってきた横綱・白鵬関は「8年たったかなと。今でも東北に行っているし、誕生日の日だけでなく、一生懸命やって勝つというのをきょうも1日見せられた。1つ勇気を与えることができたのかなと思う」と話していました。
NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp
NHK 公式Twitter:@nhk_news
このうち福島市出身の新十両・若元春関は青森県出身の安美錦関を破って十両で初白星をあげました。
若元春関は「震災のことは忘れないように胸の中にある。僕の相撲で被災した人たちが先に先に気持ちがいけたらいいと思う」と話していました。
一方、安美錦関は「同じ東北で一生懸命、頑張っている人たちがいる。それが励みになるというか、白星が上がらないくらいで落ち込んでいる場合ではない」と話していました。
若元春関の弟で十両の若隆景関も白星をあげ、「地震が発生した日は福島の高校で授業中で、あの日のことは鮮明に覚えている。被災した方々は多くいて、地元の人たちは、すごく応援して下さるのでその期待に応えられるように一生懸命相撲を取りたい」と話していました。
盛岡市出身で幕内の錦木は「きょうは負けてしまったが、岩手の人間が頑張っているんだぞ、ということを見せられたら」と話していました。
親方や職員らが午後2時46分に黙とう
日本相撲協会の親方や職員などは春場所が行われている大阪府立体育会館で、地震が発生した午後2時46分に黙とうをささげました。
警備室ではことし1月に引退した元横綱・稀勢の里の荒磯親方などが亡くなった人たちを追悼しました。
相撲協会の八角理事長は「今でも苦しんでる方々、大変な思いをしている人もいる。相撲協会は毎年、被災地での土俵入りなどを行っているが、これを続けていきたい。いい相撲を取っていくことが大事で、被災地の人に楽しんでもらいたい」と話しました。
また11日が34歳の誕生日で、被災地での土俵入りなどを行ってきた横綱・白鵬関は「8年たったかなと。今でも東北に行っているし、誕生日の日だけでなく、一生懸命やって勝つというのをきょうも1日見せられた。1つ勇気を与えることができたのかなと思う」と話していました。
NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp
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- 2019.03.11 Monday
- 21:57
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- by 昌裕