大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が、21日のアストロズ戦で、大リーグ屈指の投手などからツーベースヒットを2本打ちました。
大谷選手は、21日にエンジェルスの本拠地アナハイムで行われたアストロズ戦に5番・指名打者で出場しました。
アストロズの先発は、通算197勝でサイ・ヤング賞も獲得しているジャスティン・バーランダー投手で、大谷選手はことし5月の対戦では4打数ノーヒット、三振3つと完全に抑えられました。
大谷選手は、2回の第1打席はノーアウト一塁で迎え、初球でセーフティバントを狙いましたがピッチャーゴロになりました。
4回の第2打席は、ワンアウト一塁の場面で、ツーボールから3球目のインコースの速球をライト線に運び、ツーベースヒットとしました。
6回の第3打席は、速球を打ってライトフライでした。
そして9回の第4打席は、4人目の左ピッチャーと対戦し、2球目の速球を打って、再びツーベースヒットとしました。
大谷選手はこの試合4打数2安打で、7月10日のマリナーズ戦以来の複数安打をマークし、打率を2割8分3厘に上げました。
エンジェルスは、6回まで投げたバーランダー投手から1点も奪うことができず、11個の三振を喫して0対7で敗れました。
「いいスイングができた」
大谷選手はバーランダー選手との対戦について「何回かいいスイングができたと思います。バーランダー投手は絶好調に見え、ボールもすばらしかったので、相手に抑えられる試合展開になりました」と振り返りました。
一方で、第1打席のセーフティバントがピッチャーゴロになって、チャンスを広げられなかったことについて、「1打席目をもっといい打席にできれば、違う展開にもっていけたと思います」と反省点としてあげていました。
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