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九州〜東海 記録的豪雨 岐阜・京都に特別警報
活発な前線の影響で、岐阜県では降り始めからの雨量が1000ミリを超えるなど、九州から東海にかけて記録的な豪雨となっています。各地で被害が相次いでいて、気象庁は岐阜県と京都府に発表している大雨の特別警報を継続し、土砂災害や川の氾濫などに最大級の警戒をするとともに、周囲の状況を確認しできるかぎり安全を確保するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、本州付近に停滞する梅雨前線の活動が活発になっているため、大気の状態が非常に不安定で、九州から東海にかけて断続的に激しい雨が降り続き、各地で記録的な豪雨となっています。
午後8時までの1時間には、三重県が紀北町に設置している雨量計で47ミリ、国土交通省が和歌山県新宮市に設置している雨量計で31ミリ、国土交通省がさつま町に設置している雨量計で30ミリの激しい雨を観測しました。
また、岐阜県の郡上市ひるがのでは今月3日の降り始めからの雨量が1013ミリと1000ミリを超えたほか、各地の降り始めからの雨量は、京都府宮津市で466ミリ、神戸市で430ミリ、岡山市で310.5ミリなど、平年の7月1か月分の雨量の2倍近くから3倍近くに達しています。
気象庁はこれまでの雨で数十年に一度しかないような災害が差し迫っているとして、岐阜県と京都府に大雨の特別警報を発表しています。
福岡県、佐賀県、長崎県、広島県、鳥取県、岡山県、それに兵庫県に出されていた大雨の特別警報はいずれも解除されましたが、西日本と東日本は各地で川の氾濫や土砂災害の危険性が高まっています。
このうち氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があるのは午後8時現在、岐阜県、広島県、岡山県、山口県、島根県です。
また、土砂災害の危険性が非常に高まり、自治体が避難勧告などを出す目安とされる「土砂災害警戒情報」が各地に発表されています。発表されている地域があるのは熊本県、鹿児島県、広島県、岡山県、鳥取県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、福井県、石川県、岐阜県です。
今後の雨の見通しです。西日本と東日本では7日夜遅くにかけて、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
さらに8日にかけても西日本から北日本の広い範囲で激しい雨が予想されています。8日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、東海で200ミリ、北陸と四国、九州南部で150ミリ、近畿で120ミリ、北海道と九州北部で100ミリと予想されています。
すでに各地で記録的な豪雨となっていることから、気象庁は現在、雨が弱まっているところも今後、少しの雨で川の氾濫や土砂災害の危険性があるとして、最大級の警戒を続けるよう呼びかけています。
また、自治体の情報に従って直ちに安全な場所に避難するよう呼びかけていますが、周囲がすでに浸水していたりあたりが暗くなったりして無理に動くと危険な場合は建物の2階以上で崖から離れた部屋に移動するなどして、できるかぎり安全を確保してください。
特に、夜は見通しが悪いため、増水した川や用水路、急な崖など危険な場所には絶対に近づかないようにしてください。
また、特別警報が出ていなくても雨量が多くなっている地域では、引き続き土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。
NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp
NHK 公式Twitter:@nhk_news
総理官邸 公式Twitter:@Kantei_Saigai
気象庁によりますと、本州付近に停滞する梅雨前線の活動が活発になっているため、大気の状態が非常に不安定で、九州から東海にかけて断続的に激しい雨が降り続き、各地で記録的な豪雨となっています。
午後8時までの1時間には、三重県が紀北町に設置している雨量計で47ミリ、国土交通省が和歌山県新宮市に設置している雨量計で31ミリ、国土交通省がさつま町に設置している雨量計で30ミリの激しい雨を観測しました。
また、岐阜県の郡上市ひるがのでは今月3日の降り始めからの雨量が1013ミリと1000ミリを超えたほか、各地の降り始めからの雨量は、京都府宮津市で466ミリ、神戸市で430ミリ、岡山市で310.5ミリなど、平年の7月1か月分の雨量の2倍近くから3倍近くに達しています。
気象庁はこれまでの雨で数十年に一度しかないような災害が差し迫っているとして、岐阜県と京都府に大雨の特別警報を発表しています。
福岡県、佐賀県、長崎県、広島県、鳥取県、岡山県、それに兵庫県に出されていた大雨の特別警報はいずれも解除されましたが、西日本と東日本は各地で川の氾濫や土砂災害の危険性が高まっています。
このうち氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があるのは午後8時現在、岐阜県、広島県、岡山県、山口県、島根県です。
また、土砂災害の危険性が非常に高まり、自治体が避難勧告などを出す目安とされる「土砂災害警戒情報」が各地に発表されています。発表されている地域があるのは熊本県、鹿児島県、広島県、岡山県、鳥取県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、福井県、石川県、岐阜県です。
今後の雨の見通しです。西日本と東日本では7日夜遅くにかけて、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
さらに8日にかけても西日本から北日本の広い範囲で激しい雨が予想されています。8日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、東海で200ミリ、北陸と四国、九州南部で150ミリ、近畿で120ミリ、北海道と九州北部で100ミリと予想されています。
すでに各地で記録的な豪雨となっていることから、気象庁は現在、雨が弱まっているところも今後、少しの雨で川の氾濫や土砂災害の危険性があるとして、最大級の警戒を続けるよう呼びかけています。
また、自治体の情報に従って直ちに安全な場所に避難するよう呼びかけていますが、周囲がすでに浸水していたりあたりが暗くなったりして無理に動くと危険な場合は建物の2階以上で崖から離れた部屋に移動するなどして、できるかぎり安全を確保してください。
特に、夜は見通しが悪いため、増水した川や用水路、急な崖など危険な場所には絶対に近づかないようにしてください。
また、特別警報が出ていなくても雨量が多くなっている地域では、引き続き土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。
NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp
NHK 公式Twitter:@nhk_news
総理官邸 公式Twitter:@Kantei_Saigai
- 2018.07.07 Saturday
- 21:12
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- by 昌裕