Calender

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>

Categories

Archives

Recent Entries

Recent Comment

w closet×JUGEM

ニュース

西日本豪雨教訓に防災情報を“5段階で”方向性確認

西日本豪雨を教訓に防災情報の在り方を議論している中央防災会議の作業部会は「複雑で分かりにくい気象警報や避難勧告などの情報を、5段階の警戒レベルに分ける」とする方向性を確認しました。一方、かえって情報が増えるという懸念や、情報の受け手となる住民の意見をもっと反映させるべきだといった意見も出ています。



ことし7月の西日本豪雨では、数多くの気象警報や避難勧告などの防災情報が発表されましたが、必ずしも住民の避難に結びついていない実態が明らかになりました。

この教訓を踏まえ、土砂災害や洪水のおそれがある時に発表される防災情報について、中央防災会議の作業部会が議論した結果、情報を5段階の警戒レベルに分けるという方向性を確認しました。

案では、レベル1は数日以内に警報クラスの大雨などが予想される時、レベル2は大雨や洪水の「注意報」とし、これらの場合、「災害への心構えを高め、避難行動を確認する」としています。

また、レベル3に当たるのは「避難準備の情報」で、高齢者などは早めに避難する、レベル4は「避難勧告」や「避難指示」で、速やかに避難所に移動する、直ちに身を守る行動を取る、レベル5は「災害の発生」で、命を守る最善の行動を取るとしています。

一方、特別警報や警報、土砂災害警戒情報などのほか、川の水位に関して発表される氾濫危険情報・氾濫警戒情報などをどのレベルに位置づけるかは、今後議論するとしています。

レベル化について、委員からは「分かりやすくなる」と評価する意見が出た一方で、「すでに多くの情報がある中で新たに『レベル』という概念が加わることでかえって情報が増える」といった意見や、「情報を受け取る側の住民がどう受け止めるのかをきちんと調べて反映させる必要がある」といった意見が出されました。

作業部会は年内にも報告書を取りまとめることにしています。

作業部会主査 田中教授「議論し修正していきたい」


作業部会の主査で、東京大学大学院の田中淳教授は「議論が残されている点については、報告書の中でまだ途中だときちんと書いて次の議論につなげていく。また、実際に運用するとさまざまな意見が出ると思うので、議論し修正していきたい」と話していました。

兵庫県立大 木村准教授「情報軽視につながる可能性」

今回のレベル化について、防災心理学が専門で情報を受け取った人の行動などに詳しい兵庫県立大学の木村玲欧准教授は「避難勧告と避難指示のレベル4という情報が1年に何十回も出される可能性がある。そうすると、住民はレベル4に慣れて軽視し、レベル5になってから行動するという、情報の目的とは異なった行動を取ってしまうおそれがある」と指摘しています。

そのうえで、「防災情報は住民の命を守る情報であり、拙速に決めることはよくない。住民がどう情報を受け止めるのか、検証したうえで決めていくことが重要だ」として、さらに議論を深める必要があるとしています。

レベル化をめぐる議論

【かえって情報過多になる?】
防災情報のレベル化をめぐっては、中央防災会議の議論の中でも、かえって情報が増えると懸念する意見が出ました。

現在、土砂災害や洪水の危険が予想される場合の情報として、気象庁などが発表する「特別警報」や「警報」「注意報」、「土砂災害警戒情報」、「記録的短時間大雨情報」、氾濫危険情報や氾濫警戒情報などの「指定河川洪水予報」、さらに、自治体が発表する「避難準備・高齢者等避難」「避難勧告」「避難指示(緊急)」などがあります。

今回の案は、こうした防災情報を5段階のレベルにあてはめていくもので、情報の種類そのものを減らすことは考えていません。

例えば、これまで「土砂災害警戒情報」とだけ伝えていたものが、「土砂災害警戒情報、土砂災害警戒レベル4」などと既存の情報とレベルの情報が重なることで、かえって住民が受け取る情報が増える懸念があるのです。

ことし7月、NHKが西日本豪雨の被災者300人余りを対象に行ったアンケートでは、半数近くの46.1%が避難の参考にした情報は「特にない」と答えています。

種類が増えて複雑になった防災情報が避難に活用されていない実態が浮き彫りとなる中、既存の情報の数を減らさずにレベル化するだけで本当に問題の解決につながるのか疑問が残ります。

【発表相次ぎ形骸化を招く?】
さらに、避難の行動が必要となる「レベル3や4」が何度も繰り返し発表されることで情報の形骸化も懸念されます。

作業部会の議論では、大雨や洪水の警報はレベル3、土砂災害警戒情報はレベル4とする案も出ていて、梅雨の時期や夏場などには「レベル3や4」の情報が頻繁に発表される可能性があります。

同じレベル3には「避難準備の情報」、レベル4には「避難勧告」や「避難指示」といった避難行動が必要な情報が位置づけられています。

レベル3や4が頻繁に発表されることで、一つ一つの情報が軽視され、形骸化することが懸念されます。

西日本豪雨の被災者を対象にしたアンケートでは、「避難のきっかけは何か」についても聞きましたが、最も多い回答が「周辺の環境の悪化」の33.5%でした。

実際に身に危険が差し迫るまでは避難を決断しなかった実態が明らかになっています。

住民にとって差し迫った危険が感じられる情報にするという視点を持ち、今回のレベル化が形だけの整理に終わらないようにすることが求められます。




NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp

NHK 公式Twitter:@nhk_news
  • 2018.12.12 Wednesday
  • 19:40

ニュース

将棋 藤井七段が通算100勝達成 歴代トップ棋士で最年少

将棋の高校生棋士、藤井聡太七段が12日に行われた対局で2連勝し、通算100勝を達成しました。16歳4か月での100勝達成は歴代のトップ棋士の中で最年少です。

藤井聡太七段(16)は12日、東京の将棋会館で行われた「銀河戦」のトーナメントに登場し、2回の対局にいずれも勝ちました。

藤井七段は、これで通算成績が100勝18敗となり、プロ入りからわずか2年2か月、16歳4か月での100勝達成となりました。

日本将棋連盟によりますと、16歳4か月での100勝達成は、歴代のトップ棋士の中で最年少で、プロ入りから達成までの速さと、ここまでの勝率も歴代のトップ棋士を上回っているということです。

藤井七段は、ことし「朝日杯将棋オープン戦」と「新人王戦」で優勝したほか、名人戦につながる「順位戦」では昨年度から負けがなく16連勝中です。

記録ずくめの100勝

藤井七段が100勝を達成したのは16歳4か月で、名だたる歴代のトップ棋士の中でも最年少です。

日本将棋連盟によりますと、トップ棋士が100勝を達成した時期は、それぞれ、羽生善治竜王が17歳6か月、加藤一二三・九段が18歳4か月、中原誠十六世名人が20歳10か月、大山康晴十五世名人が24歳3か月などとなっていて、藤井七段の若さが際立っています。

また、藤井七段は、プロ入りから100勝を達成するまでの期間が2年2か月で、2年3か月の羽生竜王、2年9か月の中原十六世名人、3年9か月の加藤九段らを抜いて、歴代トップ棋士で最速でした。

さらに、100勝するまでに18敗しかしておらず、中原十六世名人の21敗、大山十五世名人の26敗、羽生竜王の27敗などに比べ、84.7%という最も高い勝率での達成でした。



NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp

NHK 公式Twitter:@nhk_news
  • 2018.12.12 Wednesday
  • 18:37

ニュース

宮崎駿監督の代表作「風の谷のナウシカ」来年 歌舞伎に

アニメーション映画の巨匠、宮崎駿監督の代表作「風の谷のナウシカ」が来年、宮崎監督の作品として初めて、歌舞伎になることになりました。


松竹によりますと、「風の谷のナウシカ」は、来年12月に東京 銀座の新橋演舞場で新作歌舞伎として上演され、主人公の少女、ナウシカを尾上菊之助さんが、皇女クシャナを中村七之助さんが演じます。

「風の谷のナウシカ」は、宮崎駿監督が昭和57年から雑誌で連載を始めた漫画で、その2年後に自身の手で映画化され、代表作の1つとして世界的に知られています。

戦争で文明社会が滅び、汚染された時代を舞台に、ナウシカが「王蟲(オーム)」と呼ばれる生き物などと心を通わせ、苦悩しながらも力強く生きる姿を描いた物語です。

宮崎監督の作品が歌舞伎となるのは初めてで、映画では描かれなかった部分も含め、宮崎監督が13年かけて完結させた全7巻のストーリーを昼夜を通して上演するということです。

漫画の連載を担当し、映画のプロデューサーも務めたスタジオジブリの鈴木敏夫さんは「ナウシカを古典歌舞伎でやる。それがおもしろいと思ったし、どういうものができるのか楽しみです。一観客として楽しませて貰います」とコメントしています。


NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp

NHK 公式Twitter:@nhk_news
  • 2018.12.12 Wednesday
  • 17:15

ニュース

今年の漢字は「災」

ことし1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、全国的に地震や豪雨、台風、猛暑などの自然災害の脅威を痛感した1年だったことにちなんで災害の「災」の文字が選ばれました。


NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp

NHK 公式Twitter:@nhk_news
  • 2018.12.12 Wednesday
  • 14:12

ニュース

東京五輪・パラの聖火台 1つは臨海部「夢の大橋」のたもとに

東京オリンピック・パラリンピックで2つ作られる聖火台の1つが、大会を象徴する「アーバンクラスター」と呼ばれる臨海部の「夢の大橋」のたもとに設けられる方針であることがわかりました。

2年後の東京大会の聖火台をめぐっては、メインスタジアムとなる新国立競技場に聖火台を常設するスペースがなく、組織委員会や政府は、同じデザインのものを2つ製作して、新国立競技場で行われる開会式と閉会式以外の期間は東京都内の別の場所に設けることにしています。

この2つ目の聖火台について、臨海部のお台場エリアにある「夢の大橋」のたもとに設ける方針であることが、関係者への取材でわかりました。

「夢の大橋」は、江東区青海と有明の間にかかる橋で、港区台場も含むシンボルプロムナード公園の中にあり、具体的には橋の有明側に設けられる見通しです。

大会の際、この一帯は「アーバンクラスター」と呼ばれ、スポーツクライミングやバスケットボールの3×3(スリー・バイ・スリー)など、若者に人気のある都市型スポーツの競技会場が集まる大会を象徴する場所となります。

組織委員会や東京都、それに政府などは、来週中にも代表者が出席する調整会議を開き、この設置場所について協議することにしています。

  • 2018.12.12 Wednesday
  • 11:26

ニュース

ノーベル賞 本庶さん 晩さん会でスピーチ

ノーベル賞の受賞者を祝福する恒例の晩さん会がスウェーデンのストックホルムで始まり、医学・生理学賞を受賞した京都大学特別教授の本庶佑さんも夫人とともに出席しました。

晩さん会は受賞者のほか、スウェーデン王室の王族や政府関係者、それにノーベル賞の選考委員などおよそ1300人が参加して日本時間の11日午前3時からストックホルム中心部にある市庁舎で始まりました。

医学・生理学賞を受賞した本庶佑さんは、ゆったりとした足取りでグスタフ国王の妹のクリスティーナ王女をエスコートしながらホール中央の階段を下りました。そして、本庶さんはスウェーデン王室の王族などが並ぶ中央のメインテーブルに着席し、乾杯をして食事が始まりました。

運ばれた料理は、前菜が焼いた魚とたまねぎ、ジャガイモなど、メイン料理は2種類の根菜にバターなどを添えたものとジャガイモとネギのテリーヌなど、デザートはリンゴのシャーベットなどです。

本庶さんは隣に座ったクリスティーナ王女と談笑しながら料理を味わっていました。

本庶さん スピーチで改めて感謝

本庶佑さんは、晩さん会の中でスピーチを行い、「われわれの発見は始まりにすぎず、がん免疫療法は感染症の治療薬となったペニシリンと同じように医療を根本的に変えるものだ。われわれが始めたがんの免疫療法をさらに発展させるため、より多くの研究者たちに努力してもらいたいと考えています。そして、世界の人々がこの治療を利用することができるようになることを心から願っています。最後にこの賞を創設したアルフレッド・ノーベル、スウェーデンの人々、そしてすばらしいノーベルウィークに感謝いたします」と述べて、集まった人たちに改めて感謝の気持ちを伝えました。

本庶さん「大変重みがありました」

授賞式と晩さん会を終えた本庶さんは、妻の滋子さんとともに日本時間の午前8時20分ごろ滞在するホテルに戻りました。

ホテルに到着した本庶さんは「授賞式と晩さん会はいかがでしたか」という報道陣の問いかけに対し、「大変すばらしかったけれど疲れました」と答え、授賞式で受け取ったメダルについては「大変重みがありました」と話して、建物の中に入っていきました。



NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp

NHK 公式Twitter:@nhk_news
  • 2018.12.11 Tuesday
  • 09:30

ニュース

ノーベル平和賞授賞式 日本時間の10日午後9時から

ことしのノーベル平和賞の授賞式がノルウェーの首都オスロで、まもなく、日本時間の10日午後9時から始まります。受賞するコンゴ民主共和国の医師とイラクの人権活動家がスピーチを行い、紛争下の性暴力の根絶に向けて国際社会に積極的な行動をとるよう呼びかけることにしています。

ことしのノーベル平和賞は、紛争が続くアフリカ中部のコンゴ民主共和国で性暴力の被害を受けた女性の治療や保護に長年あたってきたデニ・ムクウェゲ医師と、過激派組織IS=イスラミックステートによる凄惨な性暴力の実態をみずからの経験をもとに世界に訴えてきたイラクの少数派、ヤジディ教徒の人権活動家、ナディア・ムラドさんの2人が受賞します。

授賞式は、まもなく、現地時間の午後1時(日本時間の午後9時)からオスロの市庁舎で行われ、2人がメダルや賞状を受け取ったあとそれぞれスピーチを行うことになっています。

前日の記者会見で、2人は、紛争下の性暴力の根絶に向けては、紛争そのものを食い止め、加害者が裁かれることが重要だと強調していて、世界的な注目が集まる授賞式のスピーチでは、国際社会に積極的な行動をとるよう呼びかけることにしています。

  • 2018.12.10 Monday
  • 19:08

ニュース

雅子さま 誕生日に際しての感想 全文

雅子さまが誕生日にあたって寄せられた感想の全文です。

平成の御代最後となる年の暮れが近づきます中、私にとりましては、平成5年に皇室に上がりましてから26回目となる今年の誕生日を、平成最後の誕生日として、深い感慨とともに、ある種の寂しさを感じながら迎えようとしております。

26年近く前に皇太子殿下との結婚が決まりました時から、天皇皇后両陛下には、私を温かく迎え入れて下さり、今日まで変わることなく、広いお心でお導き、お見守り下さいましたことに、心から感謝申し上げております。

これまで私がご一緒させていただいてまいりましたこの25年余りの日々を振り返りつつ、両陛下が、大きな責任を担われながら、どれ程深く国民の幸せや国の安寧を願われ、お力を尽くしていらっしゃったかということを改めて思い、敬意と感謝の気持ちで一杯になります。

この先の日々に思いを馳せますと、私がどれ程のお役に立てますのか心許ない気持ちも致しますが、これまで両陛下のなさりようをお側で拝見させていただくことができました幸せを心の糧としながら、これからも両陛下のお導きを仰ぎつつ、少しでも皇太子殿下のお力になれますよう、そして国民の幸せのために力を尽くしていくことができますよう、研鑽を積みながら努めてまいりたいと思っております。

皇后陛下には、10月のお誕生日に際しましての宮内記者会からの質問へのご回答の中で、「これから皇太子と皇太子妃が築いてゆく新しい御代の安泰を祈り続けていきたいと思います。」と仰って下さいました。温かい思し召しに心から感謝申し上げます。

これに先立ちまして、今年5月には、15年ぶりに出席が叶いました全国赤十字大会で皇后陛下とご一緒させていただき、その折にも温かいお心遣いをいただきました。

また、皇居紅葉山の御養蚕所を皇后陛下のご案内で拝見させていただき、皇后陛下が長年お心を尽くされてお続けになっていらっしゃいましたご養蚕についてお教えいただきましたことも、とてもありがたいことでございました。

両陛下には、これからもお忙しい日々がお続きになりますが、くれぐれもお体を大切になさり、お健やかにお過ごしになりますよう、そして、遠くない将来に、お懐かしい想い出の沢山おありになる現在の東宮御所にて、これまでのお疲れを癒やされ、穏やかな日々をお過ごしになることがおできになりますよう、心からお祈り申し上げております。

今年一年、日本の国内外で様々な出来事がございました。2月から3月にかけて平昌で開催されたオリンピック・パラリンピックでは、日本人選手が様々な競技で活躍し、多くの人に感動を与えるとともに、国内を元気づけてくれました。

また、この秋、本庶佑京都大学高等研究院副院長・特別教授がノーベル生理学・医学賞を受賞されたことは、日本国民にとっても、世界でがんの病と闘う人々にとっても、希望をもたらす喜ばしい出来事だったのではないかと思います。

一方で、大変残念なことに、今年も多くの自然災害に見舞われた年でした。国内では、6月に大阪府北部で、そして9月には北海道で、それぞれ大きな地震が発生し、大きな被害が出ましたし、7月に西日本を中心に全国を襲った豪雨では、多くの方が犠牲になり、過去最大規模の被害が生じましたことに、とても心が痛みました。
また、台風も次々と上陸し、各地で爪痕を残しました。

国外でも、インドネシアでの地震津波や、アメリカ、ヨーロッパでの森林火災、洪水などが各地で発生しました。国内外でのこうした災害により、不幸にして命を落とされた方々のご遺族の皆様の悲しみに思いを寄せ、心からお悔やみを申し上げます。また、被災された方々には、様々なご苦労が絶えない状況におられることを案じ、お見舞い申し上げます。

このような自然災害との関連では、9月に皇太子殿下とご一緒して、昨年7月の九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市を訪れ、復興の状況を見せていただきました。現地では、復興が徐々に進みつつあることについて説明を伺った後、被災された方々が生活の再建に向けて懸命に取り組まれている姿を目の当たりにして、勇気づけられ、また、少し安堵も致しました。

一方で、今なお多くの方が、応急仮設住宅で不自由な暮らしを余儀なくされている状況に心が痛みます。被災された方々が一日も早く安心して暮らせる日が来ますよう、復興が順調に進みますことを心から願っております。そして、東日本大震災を含め、各地の被災地域の復興に、殿下とご一緒に永く心を寄せていきたいと思います。

最近、国内では、子供の虐待や子供の貧困など、困難な状況に置かれている子供たちについてのニュースが増えているように感じており、胸が痛みます。

世界に目を向けても、内戦や紛争の影響が、特に子供を始めとする弱い立場の人々に大きく及んでいる現状を深く憂慮しております。

10月にお会いしたユニセフのフォア事務局長からは、貧困家庭の子供たちに対する教育の拡充の必要性、グランディ国連難民高等弁務官からは、世界各地で難民や国内避難民が増え続けている現状などについて、それぞれお話しを伺い、この問題の抱える深刻さに改めて思いを致しました。

また、他にも、地球温暖化や環境汚染など、国際社会が一致して取り組む必要のある課題が多岐にわたっています。私たち一人一人がお互いを思いやり、広い心を持って違いを乗り越え、力を合わせることによって、社会的に弱い立場にある人々を含め、全ての人が安心して暮らすことのできる社会を実現していくことや、このかけがえのない地球を健全な形で将来の世代に引き継いでいくために、私たちが何をすべきなのか、それぞれが真剣に考えていくことが必要な時代になっているのではないかと感じます。

来年には日本でラグビーのワールドカップが、2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されますし、この度、2025年に大阪で万博が開催されることも決まりました。このような行事が、日本の社会に新たな活力をもたらし、個々の人々の可能性を一層開花させるとともに、日本と世界の交流や相互理解が深められていく機会となることを願っております。

愛子は学習院女子高等科2年生になり、高校生活をとても楽しんでいる様子で、夏にはイートン・カレッジでのサマースクールや、秋には奈良・京都への修学旅行など、新しい経験も色々と積みながら、多くのお友達に囲まれて充実した日々を過ごしているように見受けられます。

私自身の経験からも、この年齢での経験というものは、その後の人生にとっても貴重な財産となるのではないかと思いますので、愛子も、このように新しく視野を広げられるような機会に恵まれましたことはありがたく、私たちもうれしく思っております。

愛子には、これからも感謝と思いやりの気持ちを大切にしながら、様々な経験を積み重ね、心豊かに成長していってほしいと願っています。両陛下には、日頃より、愛子の成長を温かくお見守りいただいておりますことに、改めて心よりお礼を申し上げます。

私自身につきましては、今年結婚満25年を迎えることができ、多くの方にお祝いいただきましたことをありがたく、幸せに思いますと同時に、この25年余りの間、本当にたくさんの方に助け、支えていただいてまいりましたことを改めて思い返し、感謝の気持ちを新たにしております。

また、この一年も、皇太子殿下を始め、色々な方のお力添えをいただきながら、体調の快復に努め、少しずつ果たせる務めが増えてきましたことをうれしく思っております。

特に地方訪問などの折に、訪問先や沿道で本当に多くの方から笑顔で迎えていただきましたが、皆様からかけていただいた声を身近に感じることも多く、そうした国民の皆様のお気持ちは、私にとりまして大きな支えになっております。また、秋の園遊会で様々な方とお話しをさせていただいた折にも、温かい言葉をおかけいただきましたこともありがたいことでした。

今後とも、引き続き体調の快復に努めながら、できる限りの公務に力を尽くすことができますよう、努力を続けてまいりたいと思っております。国民の皆様から日頃よりお寄せいただいている温かいお気持ちに、この機会に重ねてお礼を申し上げます。

  • 2018.12.09 Sunday
  • 08:30

ニュース

東京五輪・パラの聖火台 2つ製作 別場所にも

2年後の東京オリンピック・パラリンピックの聖火台について、政府や組織委員会は、同じデザインのものを2つ製作して、開会式と閉会式には新国立競技場のフィールド内に一時的に設置するものを使用し、そのほかの期間は東京都内の別の場所に設ける聖火台を使用する方針を固めました。

2年後の東京オリンピック・パラリンピックの聖火台をめぐっては、メインスタジアムとなる新国立競技場に聖火台を常設するスペースがなく、大会期間中にどのように設置するかが焦点になっています。

こうした中、政府や組織委員会は、同じデザインの聖火台を2つ製作し、開会式と閉会式には新国立競技場のフィールド内に一時的に設置する聖火台を使用し、そのほかの期間は、東京都内の別の場所に設ける聖火台を使用する方針を固めました。

政府や組織委員会は、多くの人に聖火を見てもらいたいとして、2つ目を設置するのは、お台場など人出が多い場所を軸に調整を進めています。

政府や組織委員会は、今月中旬にも、それぞれの代表者が出席する調整会議を開き、聖火台に関する対応方針などを決め、IOC=国際オリンピック委員会に報告したい考えです。




NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp

NHK 公式Twitter:@nhk_news
  • 2018.12.05 Wednesday
  • 17:52

ニュース

新語・流行語 年間大賞は「そだねー」

ことし話題になったことばに贈られる「新語・流行語大賞」がきょう発表され、年間大賞にはピョンチャンオリンピックで銅メダルを獲得したカーリング女子の「そだねー」が選ばれました。トップ10には、このほか、「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「おっさんずラブ」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「スーパーボランティア」「奈良判定」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「#MeToo」が選ばれました。




NHK公式ホームページ:http://www.nhk.or.jp

NHK 公式Twitter:@nhk_news
  • 2018.12.03 Monday
  • 17:01